イラストレーターになるには
イラストレーターになりたいと考えている方は多いですが、実際にイラストレーターを目指すに当たって必要なことにはどのようなものがあるのでしょうか。そこで今回はイラストレーターになる方法についてご紹介するとともに、進路や向いている人の特徴などについてご紹介していきたいと思います。
イラストレーターに向いている人とは?
イラストレーターに向いている人の特徴として、大前提にはなりますが、「絵を描くのが好き」であることが挙げられます。
また、イラストレーターとして成功するには「特徴、個性を持っている」ということも挙げられます。自分のスタイルを確立している人は独特のスタイルを持っているので、需要があります。
しかし、これは必ずしも「圧倒的なセンスを持っている」ことが必要であるという意味ではありません。「依頼に応じた絵を描ける」というのも個性の1つです。
結論として「依頼した側が満足できる、求めたものを納品してくれる」イラストレーターは需要が高いです。
イラストレーターを目指す人の進路とは?
イラストレーターを目指す人の進路には、美術系の大学、またはイラスト系の専門学校が挙げられます。それぞれ専門的に2〜4年間をかけてしっかりとイラストについて学ぶことができます。
特に専門学校はイラストに関する授業「だけ」をほとんど2年間かけて学ぶので、しっかりとスキルを身につけたい方、初心者からイラストのエキスパートになりたいという方にもおすすめできます。
また、専門学校は「企業とのコネクションがある」という点も魅力です。就職実績が強い専門学校に進学するメリットとして、企業から逆オファーがあることもあります。「〇〇専門学校の学生はスキルが高いので安心して採用できる」というイメージが業界にある専門学校に進学すると有利です。
イラストレーターの仕事内容は?
イラストレーターの仕事内容にはさまざまなものがありますが、基本的にはクライアントから依頼を受けて、その趣旨に合ったものを描くことが多いです。最近はイラスト作成用のソフトを使って描くことも多いので、AdobeのIllustratorを使えると非常に有利です。
イラストレーターを目指すに当たっておすすめの専門学校3選
イラストレーターを目指すに当たっておすすめの専門学校を3つご紹介します。それぞれ特徴・魅力について掘り下げていきます。
代々木アニメーション学院
代々木アニメーション学院のイラスト科はイラストレーターを目指すに当たって非常におすすめの専門学校です。代々木アニメーション学院の大きな特徴として「1年次からポートフォリオを制作・準備」することが挙げられます。企業が求めているのは「上手く絵を描ける人材」です。いくら資格を持っていようが、いい学校を出ていようが、「この人の描く絵はどんなものなのか」が最も気になるところです。
そこで。「自分はこんな絵が描けます」という情報を提供するためにポートフォリオが重要になります。そのポートフォリオを1年次から時間をかけて作成するので、非常に質の高いものになり、企業から求められる人材を目指すことができます。
バンタンゲームアカデミー
バンタンゲームアカデミーは「イラストレーター専攻」でイラストについて学ぶことができます。イラストレーター専攻の大きな特徴はチーム制作を行うことで、時間をかけて実際に制作を行う際の流れに取り組みます。実際に作業を行うことで就職後のイメージを理解できるほか、どのようなスキルが求められるかを学ぶことができます。東京ゲームショウに参加している点も魅力的です。アジア最大級のイベントである東京ゲームショウに参加するということは、業界やメディア、一般の方に自分の作品を選んでもらえるということです。
出展する作品は学内のコンペで決められるので、競争心を持って作成に取り組むことができるというのもメリットです。
総合学園ヒューマンアカデミーマンガ・イラストカレッジ
総合学園ヒューマンアカデミーマンガ・イラストカレッジは「イラストレーター専攻」という「イラストに関わる全般的な学び」というよりは「イラストレーターに特化した学び」ができる専攻が設けられているので、「絶対にイラストレーターになる!」という意志のある方にもぴったりです。
ヒューマンアカデミーの学生だけが参加できる合同持込み会である「マンガ・イラスト合宿」が非常に魅力的で、1日160人以上の編集者に作品をアピールできます。もし採用に至らなくとも、多くの現役で活躍する、経験豊富な編集者からアドバイスをもらえます。
「イラストスキルアップセミナー」も実施しており、こちらではプロのクリエイターが来校して直接指導してくれます。
イラストの準備から完成まで、一連の流れを見ることができるので、イラストレーターとして活躍したい人はスキルはもちろんのこと、「流れ」で作業について知ることができます。
専門学校東京デザイナー学院
東京デザイナー学院はデザインに関するさまざまなことを学べる学校であり、選考も細かく分かれています。
よって、「イラストデザイン専攻」や「デジタルイラスト専攻」など他の専攻を選んでもイラストレーターを目指せますが、イラストレーターに関する知識・スキルに特化して学びたいなら「イラストレーション専攻」がおすすめです。
最近はデジタルでイラストを描く作業も多いイラストレーターという職業ですが、アナログのイラストについても深く学ぶことができます。
デジタルが主流になる中、「アナログの温かみが恋しい」という人も増えますし、アナログのイラストが苦手なイラストレーターは増えていきます。そこで「ニッチな需要にも、高いクオリティで対応できる」イラストレーターを目指せます。
大原学園(東京アニメーター学院専門学校)
大原学園は公務員などの資格取得が有名な専門学校ですが、イラストレーターを目指す方にもおすすめの専門学校です。
「イラストレーションコース」では経験豊富なプロ講師による徹底した演習授業を受けられます。出版社とのコネクションも強い学校なので、就職活動の際も「出版社がどのような人材を求めるか」を考えながら準備ができます。コンペなども盛んで、在学中にデビューを果たす学生も数多いのも大原学園の魅力です。
まとめ
今回はイラストレーターになるための方法についてご紹介しつつ、求められるスキルやおすすめの専門学校についてもご紹介しました。それぞれ魅力のある学校ですので、興味のある方はぜひ資料請求してみたり、オープンキャンパスに参加してみるのはいかがでしょうか。